2013年 08月 06日
昨日から再開した機械室カバー 途中でストップしていた1組はそれほどかからず溶接まで完了し、これが2組目。仮付けまで進んでいたので 後は溶接ですが2日あれば終わりそうです。 蓋板工と排水管を製作した物件の用水にかける仕切り板の受け金具。SUS304の板(PL-5㎜)をコの字形 に曲げ加工し、アンカーを打つプレートを溶接したもの2ケです。 これは流量計という計測器を配管に取り付ける時に使用するボルトです。普通の配管はフランジ部に既製品 のボルトとナットで締め付けますがこの流量計は長さが長く普通のボルトでは締め付けれません。なので 長さに合わせて丸棒を切断し、両側にM16用の捻子加工します。当社ではM10~M20までの捻子加工が 出来ます。コマ(捻子を切る刃物の様な物)を買えばM8から加工可能です。 先月末に現地で測量(打ち合わせ)をしてきた、消雪用のポンプのカバー SUS304製 PL-3t カバーなのでガッチリとした溶接(溶棒を使って溶接する)は不要なのでナメ付と言って、母材(PL-3t)を 溶かしながら溶接する方法で製作します。 溶接トーチをローリング法(トーチの先の筒状の部分を発8の字に回しながら進む方法)でウィービング しながら少しずつ進んでいくため350*650*500のボックス状のカバーを溶接するのは意外と時間が 掛かります。 分かりにくいかと思いますがビートにウィービングの跡が残っています。幅にして1㎜ぐらい これを繰り返して溶接していくんです。なので溶接する長さや量が沢山あると手がかなり疲れます。 基本当社のTIG溶接はこのローリング法か三日月形法(トーチの先を左右に振りながら進む方法)を 使って溶接しております。(他社さんも同じかと思いますが・・・) お客様にはこのTIG溶接の仕上がりが綺麗だと喜んで頂いております。 大きな物件が一段落したばかりですが、お客様から製作依頼を沢山頂いております。とても嬉しい事です。 前々からのご依頼の物件も調整しながら何とかお応え出来るよう只今努力しております。
by ooshimatekkou
| 2013-08-06 20:31
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